【静岡】ビル内に闇スロット場
静岡市内の繁華街でスロット台を使った闇賭博を日常的に行っていたとして、清水、静岡中央、静岡南の各署と県警捜査4課などは2010年1月30日、常習賭博の疑いで静岡市葵区常磐町、無職の男(26)を現行犯逮捕した。その場で客として遊戯していた静岡市や焼津市の男3人も賭博容疑で現行犯逮捕した。
容疑者の男の逮捕容疑は、同日午前5時45分ごろ、静岡市葵区昭和町の繁華街のビル一室にスロット台を設置し、不特定多数の客を相手に賭博を行った疑い。
清水署によると、闇スロット場は未明から朝方にかけて、帰宅する風俗店や飲食店の関係者を相手に営業。1ポイント(コイン1枚)当たり40円で換金され、換金機内に約20万円が入っていたという。1月上旬、同署に闇賭博が開かれているとの情報が入り、捜査していた。
30日午前5時45分ごろ、捜査員が現場を捜索し、スロット台24機などを押収した。同署などは暴力団が関与する組織的犯行とみて、背後関係などを調べる。