【佐賀】1億4000万 スポーツ賭博

プロスポーツの公式戦の勝敗を予想する賭博場を開き、利益を得ようとしたとして、北九州市に住む男が賭博開帳図利の疑いで逮捕されました。佐賀県内の客からの賭け金はあわせて約1億4千万円にのぼるということです。

逮捕されたのは福岡県北九州市門司区の自称無職S容疑者33歳です。警察によりますと、S容疑者はSNSなどを使って、プロスポーツの公式戦の勝敗を予想する賭博場を開き、2019年7月ごろから2020年9月ごろまでに佐賀県内に住む20代の男性から1口1万円、合わせて1億3920万円に上る申し込みを受け利益を図ったとして、賭博開帳図利の疑いがもたれています。警察は、S容疑者の認否を明らかにしていません。

警察によりますと、賭けの対象にしていたのは、プロ野球やJリーグ、大相撲など少なくとも7種目で、福岡県を中心に10人以上が参加していたとみられています。警察は組織的な犯行の可能性もあるとみて、実際にいくらの現金が動いたかなど調べを進めています。