県警組織犯罪対策課と宮崎北署は2010年8月29日、プロ野球賭博をした疑いでマージャン店経営者や暴力団関係者ら計13人を逮捕、再逮捕したと発表した。全員容疑を認めている。

賭博開張図利容疑で宮崎市高松町、マージャン店経営、J(56)と、Y(41)両容疑者を再逮捕。賭博に参加していた国富町本庄、山口組系暴力団組員、K容疑者(44)ら11人を賭博容疑で逮捕、再逮捕した。

逮捕容疑は、J容疑者とY容疑者が8月上旬のプロ野球公式戦の勝敗を一定のハンディキャップを設けて予想させ、携帯電話を使って一口1万円で申し込ませる賭博を開き、K容疑者ら11人が賭けたとしている。7、8月の掛け金総額は1億1000万円に上ったという。

県警は同日、家宅捜索を実施し、証拠品などを押収した。