【沖縄】ゲーム喫茶摘発

警察は9月30日、県内のゲーム喫茶などで金銭を賭けた違法賭博が横行しているとして、南風原町にあるゲーム喫茶に立ち入り捜査に入り、経営者の男など2人を逮捕しました。

30日午後、警察による差し押さえ捜査が入ったのは、南風原町にあるゲーム喫茶「Cabin」です。警察によりますと、2020年7月「違法賭博をしている店がある」と一般からの情報提供が警察に寄せられ、内偵捜査を進め30日の差し押さえに踏み切ったということです。

摘発をうけたゲーム喫茶は「ゲームセンター」として営業許可を得ていましたが、実際は店内で顔なじみの客などと違法賭博をしていたということで、店内からはスロットマシーンや、パチンコなどの機械約30台が押収されました。

また、警察は30日、那覇市に住む経営者のN容疑者(35歳)と南風原町に住む従業員のN容疑者(28歳)を常習賭博の疑いで逮捕しました。2人は容疑を認めているということです。

ゲーム喫茶をめぐっては2020年5月、那覇市のゲーム喫茶に男が押し入り、従業員の40代の女性が殺害される事件も発生しています。警察では、こうした違法賭博店を利用するのも犯罪だと注意を呼びかけています。