【祇園】「バカラ賭博」させた疑い 経営者の男ら7人逮捕
京都・祇園の雑居ビルの一室で客にバカラ賭博をさせたとして、カジノ店の経営者ら7人が逮捕されました。
賭博開張図利の疑いで現行犯逮捕されたのは、京都市東山区にあるカジノ店の経営者・N容疑者(43)と従業員など計7人です。警察によりますと、N容疑者らは2022年7月2日午後9時前、雑居ビルの一室で、客から手数料として現金を徴収し、トランプを使った「バカラ賭博場」を開いた疑いが持たれています。
警察が2日の夜に店内に捜索に入ったところ、その場で賭博が行われていて、2台のバカラ台やおよそ210万円の現金などを押収したということです。
警察によりますと、この店は、ことし5月下旬から日曜日を除く週6日で営業し、賭けた金の5%が店に入る仕組みで運営され、1日に20人ほどの客が出入りしていたとみられるということです。
調べに対し、N容疑者と従業員5人は容疑を認めていますが、1人の従業員は「言いたくない」と黙秘しているということです。
今年5月に「賭博店を開こうとしている」という情報提供があり、事件が発覚。
警察は店にいた客5人も逮捕し、全容解明に向け捜査しています。