【歌舞伎町】インカジ経営者は暴力団

【歌舞伎町】インカジ経営者は暴力団

2020年10月14日に摘発された東京・歌舞伎町(新宿区)の違法カジノ店の実質的な経営者とみられる暴力団組員らが警視庁に逮捕された。

逮捕されたのは、六代目山口組系の組員・M容疑者(39)ら3人。今年3月から10月にかけ新宿・歌舞伎町の雑居ビルで違法カジノ店を運営し、バカラ賭博で客に金を賭けさせて手数料を取っていた疑いがもたれている。

店は新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言中も営業し、10月に警視庁に摘発されるまでにおよそ5,000万円を売り上げていたという。M容疑者は実質的な経営者とみられているが、容疑を否認している。

歌舞伎町ではたびたび違法カジノ店が摘発されている。夜の歌舞伎町では客引きの男が「ギャンブルありますよ」と、路上で通行人に声をかける姿をしばしば見かける。このように路上で引いた客や口コミで客を増やし秘密裏に店舗を運営し、その多くが暴力団の資金源になっていると考えられている。

経営者は以前も逮捕されている

プロ野球巨人の元投手らによる野球賭博事件で、笠原将生元投手(26)=賭博開帳図利幇助などの罪で有罪判決=らが客として関与した野球賭博を主催していたとして、警視庁組織犯罪対策4課は11日、賭博開帳図利の疑いで、複数の胴元を束ねる「中胴元」で、指定暴力団山口組系組関係者、M容疑者(35)=横浜市磯子区岡村=を逮捕した。

組対4課は、M容疑者のさらに上部にいる「大胴元」に末端の「小胴元」らが集めた野球賭博の賭け金が流れ、暴力団の資金源となっていたとみて調べている。

逮捕容疑は平成26~28年、プロ野球の試合を対象に、大学院生の男(41)=賭博開帳図利罪で有罪判決=ら複数の小胴元から賭け金を集め、手数料を取って野球賭博を主催したとしている。

捜査関係者によると、M容疑者は横浜市内の違法バカラ賭博店に関係していたとみられ、店の客を通じて野球賭博の客も募っていたという。

笠原元投手や、賭博罪で罰金の略式命令を受けた巨人の福田聡志元投手(33)は客として、大学院生の男に現金を賭けていた。

懲役2年、執行猶予4年の判決

プロ野球巨人をめぐる野球賭博事件で、胴元として賭博開帳図利罪に問われた指定暴力団山口組系組員、M被告(36)の判決で、東京地裁(菅原暁裁判官)は30日、懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)を言い渡した。