【上野】インカジで負けた客が通報し、全員逮捕

東京・上野でインターネットカジノ店を経営し、バカラ賭博をした疑いで50歳の男が逮捕された。

常習賭博の疑いで逮捕された、インターネットカジノ店「チャンプ」経営者のC容疑者(50)は2021年1月18日、台東区上野の店内に12台のパソコンを設置してバカラ賭博を生中継し、1ポイント100円のレートで客に金を賭けさせた疑いが持たれている。

C容疑者は摘発を逃れるため、店の出入り口に防犯カメラを設置し、顧客の顔写真をリスト化していたという。

調べに対し、C容疑者は「2020年11月ごろからやっていた」と供述しているという。

通報した客も逮捕

『摘発のきっかけは、百数十万円の損をした客とのトラブルでした。 警視庁によりますと、インターネットカジノ「チャンプ」の自称経営者・C容疑者は、先月、台東区・上野のビルで、20代の客の男に、インターネット賭博をさせた疑いがもたれています。

また、客の男も賭博をした疑いで逮捕されました。 百数十万円の損をした客2人が「金を返せ」と押しかけ、110番通報したことから摘発に至ったもので、調べに対し、C容疑者は「まっとうな仕事よりも稼げると思った」と容疑を認めているということです。』