インカジ摘発ニュース@東京都その2

インカジ摘発ニュース@歌舞伎町

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東京都新宿区歌舞伎町の雑居ビルで客にバカラ賭博や、違法なパチスロ機による賭博をさせたとして、警視庁組織犯罪対策4課は、賭博開帳図利などの疑いで、バカラ賭博店「フラワー」責任者(49)と、違法パチスロ店「クランキー」責任者の(31)ら、30代~50代の男15人を現行犯逮捕した。

バカラ賭博と違法パチスロ

同課によると、客の男女13人も賭博の疑いで現行犯で逮捕。容疑者らは平成29年6月上旬ごろから両店を経営し、1カ月間で計約2000万円の売り上げがあったとみられる。売上金の一部は、指定暴力団住吉会の傘下団体に流れていた疑いがあり、同課が資金の流れを調べる。

両店はビルの2階で隣接しており、鉄扉を設けてそれぞれの店に出入りできるようになっていた。摘発をまぬがれるため、客を携帯電話の番号で管理し、店舗の外側に見張り役を配置するなどしていたという。

「フラワー」責任者(49)の逮捕容疑は21日、客に金を賭けさせ、配当の一部を受け取ったとし、「クランキー」責任者の(31)の逮捕容疑は同日、違法なパチスロ機で賭博をさせたとしている。

巧妙な偽装工作

2つの店は鉄製の「隠し扉」でつながっていた。見張り役をつけるなど、巧妙な偽装工作を行っていた店は「行列ができるほど」(捜査関係者)の盛況ぶりだったという。

組対4課によると、現場は、新宿区歌舞伎町の飲食店のテナントなどが入居する雑居ビル2階の2室。バカラ賭博店が「フラワー」、違法パチスロ店は「クランキー」という店名でそれぞれ営業していた。営業時間は午後9時ごろから翌日の午後1時ごろまで。酔客らが行き交う繁華街の一角が、「夜な夜な違法賭博の巣窟になっていた」(捜査関係者)という構図だ。

組対4課が踏み込んだ時には、客の男女13人がプレー中で、客とともに店の責任者の49歳と31歳の男2人が常習賭博などの容疑で現行犯逮捕された。

家宅捜索で違法パチスロ機43台、バカラ台2台のほか現金約68万円を押収。

組対4課によると、2つの店は隣接してはいたが、個別に営業していた。それぞれ看板はなく、2つの扉をくぐらないと室内に入れない構造になっていた。店の外に見張り役を立て、客の出入りを監視。捜査員に踏み込まれるような事態を想定してか、2つの店内は鉄製の「隠し扉」で行き来できるようになっていた。

行列のできる裏パチスロ

周囲に察知されないよう工作を施した店の客層は多種多様。会社員のほか、仕事を終えてやってくるホステスやホストや、日本に定住する中国人のなじみ客もいたようだ。

違法パチスロ店は約300人、バカラ賭博店は約200人の顧客を抱えており、「パチスロ店には開店前から行列ができ、整理券を配布するほど」の盛況ぶりだったという。